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もはや芸術品!年々希少になるイングランド産のジュラ紀のアンモナイト、母岩付きのアステロセラス(Asterocers)/【an2088】
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こちらはイングランド・ドーセット産のジュラ紀の地層より採集されたアンモナイト、アステロセラスです。
アンモナイトコレクターの中では、よく知られたアンモナイトの一つです。年々、玉数が減っている印象で、手に入りづらくなってきました。こちらの標本はアラゴナイトと潜晶質の方解石が明確な境界を持って分かれた美しい個体です。
方解石へと変質している部分。いわゆるメノウ化です。縫合線が保存されつつメノウ化している点にご注目ください。アラゴナイトとの境界線も縫合線を介して分かれている点が非常に面白いですね。
こちらはアラゴナイトと思われるダーク系の鉱物。
側面からご覧いただきましょう。腹にラインが走っているのもアステロセラスの特徴の一つ。このメノウ化した部分はわずかに光を通します。ぜひライトアップして展示してみてください。更に美しく輝きだします。
後方より撮影。母岩そのものは非常に頑強ですが、縦長のためやや不安定です。(※ご注意)立てる場合は壁を背に展示するようにお願いします。
コレクションとして完成された見事な姿。
メノウ化してなお散見される縫合線の痕。縫合線とは殻表層の骨格が露出したものです。中生代白亜紀のアンモナイトのそれは総じて複雑で美しいパターンを成します。
本体直径最大部9センチ。立派な母岩に美しい個体。芸術品のような標本です。
100円玉との比較。繰り返しになりますが、このように立てて展示する際には、壁を背にするようにしてください。
商品スペック
商品ID | an2088 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | もはや芸術品!年々希少になるイングランド産のジュラ紀のアンモナイト、母岩付きのアステロセラス(Asterocers) |
産地 | Dorset England |
サイズ | 直径9cm 母岩含め全体15.6cm×高17cm×厚4.8cm |
商品解説 | もはや芸術品!年々希少になるイングランド産のジュラ紀のアンモナイト、母岩付きのアステロセラス(Asterocers) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。