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頭足類のコレクションを始めるならぜひゴニアタイト(Goniatite)から。アンモナイトの祖先、ゴニアタイトの上質化石/【an2073】
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こちらはモロッコ産のゴニアタイトです。古生代を代表する頭足類の一つ。アンモナイトのコレクションを始めたら、まずご検討いただきたいのがゴニアタイトです。比較的お求めやすい価格でありながら、色のバリエーションが多いです。同じゴニアタイトでもよく見ると縫合線のパターンが異なるなど、実は奥深い世界でもあります。頭足類には、大きく分けて3つのグループがあります。一つはアンモナイトやゴニアタイトなどが含まれる広義のアンモナイトのグループ。バクトリテスやセラタイトもこの中に入ります。もう一つは、オウムガイの仲間です。オウムガイのほか、エンドセラスやオンコセラス、そしてオルソセラス(直角貝)などが含まれます。そして、最後に現世のイカやタコなどのグループです。化石生物としては白亜紀に登場するベレムナイトなどが含まれます。
こちらのゴニアタイトは中生代のアンモナイトの祖先として知られる存在で、アンモナイトと比較すると、その違いがよくわかります。すなわち、よりシンプルなフォルム、単純な縫合線など、原始的な構造をしていることが分かります。
殻に刻まれたラインは縫合線と呼ばれます。内部の骨格の構造が現れたものとお考えください。建材の鉄骨をカットしたときの模様のようなものです。内部構造が複雑であればあるほど模様も複雑になります。ゴニアタイトの縫合線は非常に単純で、”ジグザグ模様”と言われます。この個体にもそれがよく表れていますね。
こちらは縫合線ではありません。小さなゴニアタイトのようです。他の小さな個体に堆積していたようです。
厚みはおよそ2センチほど。
直径最大部8センチほど。ゴニアタイトは比較的小型です。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って展示しています。
商品スペック
商品ID | an2073 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 頭足類のコレクションを始めるならぜひゴニアタイト(Goniatite)から。アンモナイトの祖先、ゴニアタイトの上質化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径8cm 厚2.1cm |
商品解説 | 頭足類のコレクションを始めるならぜひゴニアタイト(Goniatite)から。アンモナイトの祖先、ゴニアタイトの上質化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。