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太く複雑な縫合線が両面ともに見られる、マダガスカル産アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石/【an2072】
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こちらはマダガスカル産の縫合線がよく露出したアンモナイトです。マダガスカル産のアンモナイトの代表格、クレオニセラスとは明らかに異なる縫合線をしています。
おそらくは、デスモセラスと思われます。両面ともに縫合線が全体に露出しています。表面を薄く研磨すると内部の骨格が現れ始めます。その時に現れる模様を縫合線といいます。白亜紀の地層より採集されるアンモナイトのそれはみな複雑で、菊の葉に見えることから、菊葉模様とも呼ばれます。
菊葉模様をアップで撮影。
全体として薄めですが、開口部は丸みを帯びています。デスモセラスの特徴と同一です。
直径最大部48ミリほど。
100円玉との比較。
商品スペック
商品ID | an2072 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 太く複雑な縫合線が両面ともに見られる、マダガスカル産アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体最大部4.8cm 厚1.8cm |
商品解説 | 太く複雑な縫合線が両面ともに見られる、マダガスカル産アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。