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黄金色を呈する、黄鉄鉱化されたアンモナイト、エンステッドセラス(Quenstedtoceras)の上質化石/【an2061】
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こちらはロシア産のアンモナイト、クエンステッドセラスです。大地では恐竜が闊歩していた中生代ジュラ紀という時代に、海中で遊泳していたのがこちらのアンモナイトです。
「金色に輝いているじゃないか・・・。そんな殻を持ったアンモナイトがいたのか?」と疑問に思う人も多いでしょう。こちらの殻は黄鉄鉱によってできていますが、もちろん、黄鉄鉱の殻をもったアンモナイトが存在していたわけではありません。アンモナイトの殻には軟体部が収まっていました。遺骸となったのち、軟体部が嫌気性のバクテリアにより分解されアンモニアが発生したとみられます。そのアンモナイトと海中や周辺環境の硫黄が化学反応を起こし、黄鉄鉱が生まれたと考えられます。殻のもともとの成分と徐々に入れ替わり(置換といいます)、徐々に殻全体が黄鉄鉱化していったと考えられています。
従いまして、すべてのクエンステッドセラスが黄鉄鉱でできているのではありません。こちらは様々ある産状の一つとお考えください。
黄鉄鉱は、鉄と硫黄がほぼ1対1でできた金属に近い物質です。黄鉄鉱同士を激しくぶつけ合うと火花が散るので、先史時代は火をおこす石として使われていたと言われます。英語ではPyrite(パイライト)と言いますが、これは「火」を意味します。
クエンステッドセラスはいわゆる円盤状のアンモナイトで、非常に薄く、縁部が比較的尖っています。
およそ2センチ弱。クエンステッドセラスとしては平均的な大きさですね。
100円玉より一回り小さなサイズです。100円玉は直径22ミリ強です。
商品スペック
商品ID | an2061 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 黄金色を呈する、黄鉄鉱化されたアンモナイト、エンステッドセラス(Quenstedtoceras)の上質化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部1.7cm 0.4cm |
商品解説 | 黄金色を呈する、黄鉄鉱化されたアンモナイト、エンステッドセラス(Quenstedotoceras)の上質化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。