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ロシアが作った太古からの秘宝!黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an2055】
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こちらはロシア産のジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラスです。ロシアは欧州に接する西の国境から東のカムチャツカ半島まで様々なアンモナイトを産出します。こちらのクエンステッドセラスはウクライナとカザフスタンのちょうど中央付近に位置する中核都市サラトフ周辺で採集されたものです。
ロシア産のアンモナイトの特徴として、元来備わっている真珠層がそのまま保存されているものが少なくなく、時折、それらがカルサイト(方解石)化したり、このようにパイライト(黄鉄鉱)化するものがあります。
黄鉄鉱化とは、遺骸の軟体部から発生するアンモニアが海中の硫黄と結びつき生まれた黄鉄鉱が殻の本来の成分であるアラゴナイトなどと徐々に入れ替わったことを意味します。
ご覧のように縫合線など、本来の構造はそのままに完全に黄鉄鉱に取って代わられています。
100円玉とほぼ同サイズ。保存状態は極めて良好です。
商品スペック
商品ID | an2055 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ロシアが作った太古からの秘宝!黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部2.2cm |
商品解説 | ロシアが作った太古からの秘宝!黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。