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縫合線を楽しむならこちら!およそ1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石/【an2015】
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こちらはおよそ1億年前のアンモナイト、クレオニセラスです。非常に複雑な模様が特徴の一つ。
この模様は縫合線と言われ、内部の骨格が表面に露出したものです。アンモナイトの祖先はおよそ4億年前には誕生し、このアンモナイトはその3億年後(今から1億年前)に棲息して個体です。したがって、頭足類のなかでは相当進化が進んでいたとも言えます。白亜紀後期になると海中には進化した大型の海生爬虫類(モササウルスなど)が誕生し、同時に多種多様に進化した硬殻魚類がいました。アンモナイトもそれに応じて身を守るために進化したと考えられます。
両面ともに縫合線が全面に保存された美しい標本です。
縫合線をアップで撮影。古生代の頭足類のそれとは比較にならない複雑さ。
ぜひルーペで縫合線を御覧ください。およそ3倍程度の低倍率のルーペで十分です。
直径最大部53ミリ。
100円玉との比較。
商品スペック
商品ID | an2015 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 縫合線を楽しむならこちら!およそ1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.3cm 厚1.5cm |
商品解説 | 縫合線を楽しむならこちら!およそ1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。