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二本木コレクション、白亜紀後期サントニアンに、現在の北海道に棲息していたアンモナイト、キッチナイテス(Kitcinites)/【an2013】
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こちらは北海道産アンモナイト、キッチナイテスです。比較的珍しい属で、細い脈が特徴的なアンモナイトです。アンモナイトコレクターならご存知、二本木コレクションの一つ。
こちらのキッチナイテスは白亜紀のサントニアン(8630万年前から8360万年前)の地層から採集された個体で、相当程度進化が進んだアンモナイトと言えるでしょう。
中央部は未クリーニングですが、開口部近くはよく露出しており、細脈をよく観察できます。
白亜紀後期は陸上では恐竜の種類が倍になるほど大繁栄を迎えていました。
アンモナイトも繁栄を極め、多種多様に分化しました。ソフトボールの縫い目のように立体的な巻き方をする異常巻きアンモナイトが現れたのもこの時期です。
キッチナイテスは一般的な巻き方をする、いわゆる平巻きのアンモナイトです。
直径最大部10センチ近くある立派な個体です。
商品スペック
商品ID | an2013 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二本木コレクション、白亜紀後期サントニアンに、現在の北海道に棲息していたアンモナイト、キッチナイテス(Kitcinites) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体直径11.4cm 厚3.4cm |
商品解説 | 二本木コレクション、白亜紀後期サントニアンに、現在の北海道に棲息していたアンモナイト、キッチナイテス(Kitcinites) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。