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複雑かつ美麗な縫合線を楽しめる、マダガスカル産のアンモナイト(Ammonite)の化石/【an2011】
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こちらは見事な縫合線を楽しめる、マダガスカル産のアンモナイトです。殻の表面に刻まれている模様を縫合線と言います。縫合線は殻の表層の骨格が外部に露出したもので、骨格の複雑性を表しています。一般に新しいアンモナイトほど、複雑になると言われています。こちらは白亜紀のアンモナイト、つまり、かなり進化が進んだアンモナイトの一つですので、入り組んだ縫合線となっています。
縫合線は殻の表層を磨くことで現れます。
時代を経るごとに縫合線が複雑したのは、殻を軽量化しつつ強度を維持したためと考えられています。天敵の進化とともにアンモナイトの殻も進化していった結果なのかもしれませんね。
それにしても見事な縫合線。
直径最大部62ミリ。
開口部は丸く、縫合線に合わせて孔が空いています。
この部分、ぜひご覧ください。ため息が出るほど美しい。
商品スペック
商品ID | an2011 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 複雑かつ美麗な縫合線を楽しめる、マダガスカル産のアンモナイト(Ammonite)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.2cm 厚3cm |
商品解説 | 複雑かつ美麗な縫合線を楽しめる、マダガスカル産のアンモナイト(Ammonite)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。