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なんと直径最大部166ミリ!まさに特大!古生代デボン紀の頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の化石/【an2001】
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こちらは直径最大部166ミリに達する、巨大と言って良いゴニアタイトの化石です。繰り返します、直径最大部166ミリ!
ゴニアタイトとは、古生代末期まで棲息していた絶滅頭足類で、アンモナイトの祖先として知られています。頭足類とは、頭部から足(腕)が多数伸びた生物のことで、こちらのゴニアタイトのほか、アンモナイトやオウムガイなどが代表的です。現世のイカやタコも頭足類の仲間です。ゆえに、アンモナイトの復元図は、イカやタコが殻を持った姿で描かれることが多いです。実際のところ、軟体部は化石として保存されないため、どのような軟体部であったのか、想像の域を出ません。
ゴニアタイトはご覧のようにジグザグの模様を持っています。これは殻の表層近くの骨格が外部に露出したものなのですが、アンモナイトなどと比較すると、非常にシンプルです。より古い時代の頭足類であるゴニアタイトの骨格はアンモナイトらと比べると単純であったと推察されています。
このジグザグ模様を縫合線といいます。ゴニアタイトの縫合線は分かりやすく、模様として面白いため、見所の一つとなっています。縫合線を介して、色が明瞭に分かれるところもゴニアタイトの特徴の一つです。色違いの標本をいくつも集めるコレクターがいらっしゃるのも頷けますね。およそ4億年前も前の自然の生物の化石でありながら、「現代アートのよう」と感じるコレクターも多い。
こちらの標本は、巨大と言って良いでしょう。166ミリというと、この手のゴニアタイトとしては相当大きい。めったにお目にかかれないサイズです。厚みも十分で、どっしりとした重量感が手のひらに伝わってきます。
こちらは裏面です。平らにカットされていて、平置きが可能となっています。
白く方解石化している箇所とその他の部分(石灰岩など)の色の対比が面白い。
御覧ください、この厚み。3センチもあります。
直径最大部166ミリ。スタンド置きするとなお迫力を感じられます。
商品スペック
商品ID | an2001 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | なんと直径最大部166ミリ!まさに特大!古生代デボン紀の頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径16.6cm 厚3cm |
商品解説 | なんと直径最大部166ミリ!まさに特大!古生代デボン紀の頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。