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飴色に輝く美しきオウムガイ(Nautilus)の化石/【an1996】
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こちらは「生きた化石」として知られる、オウムガイ。マダガスカル産ジュラ紀の標本です。
飴色にメノウ化したオウムガイ。微妙に光を通すため、展示方法によっては驚くような美しい姿を堪能できます。
オウムガイは古生代から現世までほとんど姿を変えることなく続いている、非常に珍しい生物です。4億年という途方もなく長い期間、姿や生態を変えることない生物はほとんどありません。「生きた化石」のなかでも、特別な存在と言っても良いかもしれません。
同じ頭足類のなかでも積極的に進化を遂げたアンモナイトをはじめ、多くの頭足類は白亜紀末期に姿を消しましたが、オウムガイだけ乗り越え現世に至っています。他の頭足類と何が違ったのでしょうか。むしろ、オウムガイのほうが原始的な構造をしている点が面白いですね。
オウムガイは総じて非常に幅広です。断面を見るとすぐそれと分かります。開口部の中央に連室細管といって内部の小部屋を貫いている管の痕が見えますね。実物だともっとよく分かります。
一部メノウ化しています。
光を当てると透明の部分が輝きだします。これは実物のほうが圧倒的に美しいでしょう。ぜひお試し下さい。
直径最大部63ミリ。厚みがあるので、想像より大きく重たく感じるでしょう。
100円玉との比較。飴色の美しいオウムガイです。
商品スペック
商品ID | an1996 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 飴色に輝く美しきオウムガイ(Nautilus)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体直径6.3cm 厚4.3cm |
商品解説 | 一部半透明で光を通す!飴色に輝く美しきオウムガイ(Nautilus)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。