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ユニークな縫合線にご注目下さい!”超”密巻きのゴニアタイト(Goniatite)の化石/【an1995】
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こちらは古生代の頭足類、ゴニアタイトの化石です。ゴニアタイトといっても様々なタイプがあり、これは異様なほど密巻き。最後の一巻きでほとんど全体をくるんでしまっています。
極太の縫合線が印象的。縫合線とは殻表層の構造が外部に露出したものです。同じ頭足類でも、縫合線は全く異なります。こちらのゴニアタイトの縫合線は実にユニークです。
中央に向かって太い縫合線がジグザグに向かっています。
ジグザグの縫合線。アンモナイトのそれとは比較にならないほど原始的です。これよりシンプルな縫合線を持つのはオウムガイしかいないでしょう。
白い母体に太い縫合線がジグザグに走っています。
厚いところでおよそ3センチ。
立派な開口部。
直径最大部84ミリ。厚みもあるのでボリューミーです。
100円玉との比較。”超”密巻きのゴニアタイトです。
商品スペック
商品ID | an1995 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ユニークな縫合線にご注目下さい!”超”密巻きのゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径8.4cm 厚3cm |
商品解説 | ユニークな縫合線にご注目下さい!”超”密巻きのゴニアタイト(Goniatite)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。