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人気!保存状態良好!全体が黄鉄鉱によって置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an1974】
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こちらは人気のアンモナイト、クエンステッドセラスです。全体が黄鉄鉱によって置換されている、いわゆる黄鉄鉱化アンモナイトです。
アンモナイトの渦の中央、「ヘソ」まで保存されています。
よく見ると、殻の表面に線が見えますね。こちらは縫合線といい、アンモナイトの内部の骨格が表面に露出したものです。縫合線はアンモナイトの種類に固有で、一般に時代が若くなると、複雑になっていきます。ジュラ紀のアンモナイトであるクエンステッドセラスの縫合線はかなり複雑です。地質年代についてはコラム「地球のタイムスケール」をご確認下さい。
両面ともに保存状態良好です。
アンモナイトが死に絶えると軟体部から発生られるアンモニアが海中の硫黄と反応して黄鉄鉱が発生することがあります。その黄鉄鉱が殻本来の成分と徐々に入れ替わり、このような姿になったと考えられています。こういったアンモナイトを一般に黄鉄鉱化アンモナイト、あるいはパイライトアンモナイトなどと言います。
直径最大部33ミリ。黄鉄鉱化したクエンステッドセラスとしてはかなりのラージサイズ。
クエンステッドセラスの特徴の一つは、縁部が尖っていること。
100円玉との比較。保存状態の優れたロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラスです。
商品スペック
商品ID | an1974 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 人気!保存状態良好!全体が黄鉄鉱によって置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部3.3cm |
商品解説 | 人気!保存状態良好!全体が黄鉄鉱によって置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。