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直径最大部29ミリのビッグサイズ!ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an1965】
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でっかい!そして美しい!直径最大部29ミリに達する、とても大きなクエンステッドセラスです。クエンステッドセラスは、ジュラ紀を代表するアンモナイトで、こちらの標本は全体が黄鉄鉱に置換されている、いわゆる黄鉄鉱化アンモナイトです。
軟体部から発せられるアンモニアと海中の硫黄が反応して、黄鉄鉱が作られます。殻本来の成分と徐々に入れ替わり、このような姿となりました。
全体に見えている細かな線は、縫合線(ほうごうせん)と言います。アンモナイトの殻の骨格が表面に現れたものとお考え下さい。縫合線はアンモナイトの種類に固有で、一般に時代が新しくなるごとに複雑化すると言われています。これは内部の骨格が複雑・軽量化したことによります。
それにしても美しい。最上級の黄鉄鉱化クエンステッドセラスの一つ。
ヘソまで完全に保存されています。
クエンステッドセラスの外縁部は尖っています。円盤みたい。
まれに見る保存状態。
直径最大部29ミリは、黄鉄鉱化したクエンステッドセラスのなかでもかなり大きい部類。
100円玉を一回り上回る迫力のサイズ。
商品スペック
商品ID | an1965 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 直径最大部29ミリのビッグサイズ!ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部2.9cm |
商品解説 | 直径最大部29ミリのビッグサイズ!ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。