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両面ともに凄まじい縫合線に覆われた、ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an1916】
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こちらは人気の、黄鉄鉱化したクエンステッドセラスです。ロシア産のジュラ紀を代表するアンモナイトです。
全体に細かな縫合線が保存されています。
両面ともに素晴らしい保存状態。ご注目いただきたい縫合線の細やかさ。比較的若い頭足類であるアンモナイトの縫合線はとても複雑です。縫合線の複雑さは殻の強度に比例すると考えられています。モササウルスなどのアンモナイトを狙う獰猛な海生爬虫類から身を守るために進化したのでしょうか。
遠目で見ても分かる美しい縫合線。
クエンステッドセラスは比較的薄めのアンモナイトです。
直径最大部27ミリ。クエンステッドセラスとしてはかなり立派な標本です。
全体が黄鉄鉱に置換されていて、光沢を帯びています。死骸から発生られるアンモニアが硫黄と結びついて黄鉄鉱が生み出されます。悠久の時のなか、殻本来の成分と徐々に入れ替わり、全体が黄鉄鉱化されたと考えられます。
100円玉より一回り大きいサイズです。
商品スペック
商品ID | an1916 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 両面ともに凄まじい縫合線に覆われた、ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部2.7cm |
商品解説 | 両面ともに凄まじい縫合線に覆われた、ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
パイライト化アンモナイトは見た目がかっこよく、何個目かの購入となりました。今回のは特に縫合線が明瞭かつ、巻きの隙間まで縫合線を追いかけられる状態でした。人工では絶対できなさそうな自然の美を感じます。
茨城県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。