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多面で化石が散見されるマルチ標本、北海道の白亜紀の地層を代表する異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラス(Polyptychoceras yubarense)の化石/【an1913】
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こちらは北海道産の白亜紀の異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラスです。
裏面にも多数の部分化石が露出しています。
こちらの標本は裏、表だけでなく、様々な向きに化石が露出しています。
ポリプチコセラスは、一見すると巻の方向に規則がない、いわゆる異常巻きアンモナイトです。180度ターンする部分があることで知られています。写真はその部分を撮影したものです。
180度ターンを撮影。ポリプチコセラスは殻の刻まれている波打つ模様、いわゆる肋(ろく)のピッチが狭い特徴があります。こちらの標本にもその特徴がよく現れています。
こちらには平巻き型アンモナイトが保存されています。
テトラゴニテス科のアンモナイトと思しき部分化石も同じ母岩にいます。
こちらには巡検メモが保存されています。ポリプチコセラスという文字が明瞭に記載されています。
180度ターンが明瞭に保存されています。ひと目見てポリプチコセラスとわかるフォルム。
100円玉との比較。母岩含めおよそ15センチ。
商品スペック
商品ID | an1913 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 多面で化石が散見されるマルチ標本、北海道の白亜紀の地層を代表する異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラス(Polyptychoceras yubarense)の化石 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体カーブ計測21cm(直線距離9.4cm) 母岩含め全体14.7cm×12cm×高8.6cm |
商品解説 | 多面で化石が散見されるマルチ標本、北海道の白亜紀の地層を代表する異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラス(Polyptychoceras yubarense)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。