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ピッチの細かい肋(ろく)が特徴的、ジュラ紀の示準化石、アンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)/【an1856】
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こちらはおよそ1億年前のマダガスカルの地層から採集されたアンモナイト、ペリスフィンクテスです。
ペリスフィンクテスは、ひと目見てそれと分かる、ピッチの細かい肋(ろく)を持っています。
肋(ろく)とはアンモナイトの殻の表面に刻まれた凹凸のことで、アンモナイトの種類に固有です。
ペリスフィンクテスは比較的ゆる巻きであることでも知られています。アンモナイトの巻き方についてはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
もう一つの分かりやすい特徴は殻の太さがどこも比較的一定であること。もちろん開口部にかけて徐々に膨張しているのですが、その比率が小さい特徴があります。
この角度から見ると、その膨張率の小ささが一目瞭然です。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って展示してください。
商品スペック
商品ID | an1856 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ピッチの細かい肋(ろく)が特徴的、ジュラ紀の示準化石、アンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.7cm 厚2.4cm |
商品解説 | ピッチの細かい肋(ろく)が特徴的、ジュラ紀の示準化石、アンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。