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美しい厳選品、マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&ポリッシュ標本/【an1832】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本です。文字通り、アンモナイトを中央でまっぷたつにカットし、それぞれの表面を磨き上げた化石です。アンモナイトの殻の内部に小部屋をのぞくことができるという利点があり、昔からある鑑賞方法です。
写真の白い線は隔壁と呼ばれ、小部屋を仕切っています。この白い線はもちろん着色したものではありません。また殻の側面に黒い線のようなものが見えるでしょうか。これは連室細管といって各部屋を貫いています。空気や海水を流出入させる配管のような役割があったと考えられています。
本来隔壁の内部は空洞でしたが、堆積時に入り込んだ鉱物が固まり結晶化しています。メノウになっていて、美しいブラウンを呈します。
もう一つの側。
こちらはおもて(非鑑賞面)側です。一部、遊色層が保存されています。縫合線が見える箇所も。
当然ながら合わせるとぴったり。
100円玉との比較。マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本です。非常に美しい標本です。
商品スペック
商品ID | an1832 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美しい厳選品、マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.2cm 厚2.5cm |
商品解説 | 美しい厳選品、マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。