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大地を巨大な恐竜が闊歩していた時代、1億6千万年前のアンモナイト、ロシア産のクエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1830】
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こちらはロシア産のジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラスです。ジュラ紀とは中生代の真ん中の時代区分で、巨大な恐竜がぞくぞくと現れた時代でもあります。詳しくはコラム「地球のタイムスケール」を御覧ください。そんな時代の海中に棲息していたのが、こちらのアンモナイト、クエンステッドセラスです。
光があたると内部で各色に分かれて我々の目に飛び込んできます。これを分光といいます。アンモナイトの殻の表層部には本来、遊色層が存在します。遊色層は、上からプリズム層、真珠層、そしてプリズム層の三層からなります。
クエンステッドセラスは比較的小型のアンモナイトです。直径最大部22ミリ、100円玉と同じ直径です。
裏面も遊色層が保存された美しい化石です。
およそ1億6千万年前の、生物の化石とは思えないほど良好な保存状態です。
クエンステッドセラスは縁部が尖っています。わかりやすい特徴の一つ。断面は紫色に光ります。
100円玉とほぼ同じ大きさ。クエンステッドセラスアンモナイトのご紹介です。
商品スペック
商品ID | an1830 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 大地を巨大な恐竜が闊歩していた時代、1億6千万年前のアンモナイト、ロシア産のクエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径2.2cm 厚0.5cm |
商品解説 | 大地を巨大な恐竜が闊歩していた時代、1億6千万年前のアンモナイト、ロシア産のクエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。