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両面ともにパーフェクトな保存状態!美しい縫合線を有する、ロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1828】
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こちらは殻全体が黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラスです。同じクエンステッドセラスでも、黄鉄鉱化されていないものもあります。むしろそちらのほうが多いでしょう。
アンモナイトはたびたびこうした黄鉄鉱化されたものが発見されます。なぜでしょうか。アンモナイトの軟体部などの有機物が、酸素が少ない環境で活発に活動する細菌(硫酸塩還元バクテリア)によって分解され、硫黄が生成されます。その硫黄と堆積環境に多かった鉄分が結びついて、黄鉄鉱を作り出します。徐々に殻の本来の成分と入れ替わっていくことで、最終的にこのような完全に黄鉄鉱化された化石ができあがるのです。
黄鉄鉱は鉄と硫黄がほぼ50%ずつの化合物です。金属質の光沢があり、鉄ほどではありませんが、重量感があります。
ご覧のように両面ともに完全に黄鉄鉱化されています。
表面にある模様は縫合線といいます。縫合線とは殻の内部を支える骨格の表面が外部に露出した部分です。
美しい縫合線模様。
100円玉との比較。ほぼ同サイズ。
両面ともに大変素晴らしい状態です。もちろん、普通には手に入らない厳選品です。
商品スペック
商品ID | an1828 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 両面ともにパーフェクトな保存状態!美しい縫合線を有する、ロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部2.5cm |
商品解説 | 両面ともにパーフェクトな保存状態!美しい縫合線を有する、ロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras) |
この商品を購入されたお客様のお声
以前に遊色混じりのものを買ったが、やはり黄鉄鉱のみのも欲しいと思い購入。届いてみた感想は、「あれ、なんだか思ったより大きい……?」。寸法表示はあったものの、金色のせいか、妙に大きめに見える。悪いことでは決してない。ただ、なんか不思議な感覚。これで百円玉と同じ大きさなのだろうか?一回り大きめに見える。折角購入したのだから、大切に保管していきたい。
高知県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。