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縫合線も見える!全体が黄鉄鉱化されたロシア産ジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の殻の化石/【an1823】
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こちらは代表的な黄鉄鉱アンモナイトの一つ、クエンステッドセラスです。ロシア産。
アンモナイトが黄鉄鉱化するのには理由があります。軟体部などの有機物が、酸素が少ない環境で活発に活動する細菌(硫酸塩還元バクテリア)によって分解され、硫黄が生成されます。その硫黄と堆積環境に多かった鉄分が結びついて、黄鉄鉱を作り出します。その黄鉄鉱がアンモナイトの殻の成分と徐々に入れ替わることで、このような全体が黄鉄鉱になった標本が生み出されます。
接写で撮影した一枚。殻の表面に不思議な模様が浮かんでいることがお分かりでしょうか。これを縫合線(ほうごうせん)といいます。内部の骨格が外に露出した部分です。
肉眼で見るとこのような感じ。非常に美しい化石です。
クエンステッドセラスは縁部が尖っているのも特徴の一つです。
パーフェクトと言って良い状態。
100円玉と同サイズ。全体がほぼ完全に黄鉄鉱化された、ロシア産のアンモナイト、クエンステッドセラスです。縫合線も見られます!
商品スペック
商品ID | an1823 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 縫合線も見える!全体が黄鉄鉱化されたロシア産ジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の殻の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部2.5cm |
商品解説 | 縫合線も見える!全体が黄鉄鉱化されたロシア産ジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の殻の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
重厚感のある黄金色に縫合線の模様がゴージャスで、欠損も少ない美しい標本でした。注文の翌日には手元に届き楽しめる・・・化石セブン様の迅速なお手配に感謝します!パイライトの変色防止のためできるだけ外気に触れさせないように気をつけながら、美しい色を保つ方法をこれから模索致します。ずっと楽しみたいですもんね。同梱して下さったプレゼントもど真ん中でした!ありがとうございました。
香川県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。