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厳選美品!マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&スライス化石/【an1819】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのカット&スライス標本です。アンモナイトを中央でカットし、断面を研磨したもので、アンモナイトの鑑賞方法としては古くからあります。
このスタイルの良いところは、アンモナイトの内部構造をのぞける点でしょう。アンモナイトの殻は小部屋に分かれていて、それぞれが隔壁と呼ばれる壁で仕切られていました。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。コラムに掲載しているCGとこちらの化石を見比べてもらうと、さらに理解が深まります。
アンモナイトは渦の中心から外側に成長していきました。最も外側に軟体部が棲んでいました。ヤドカリなどとは異なり、殻と軟体部はつながっていて、その殻とともに一生を過ごしました。
こちらの化石は極めて上質な標本です。白いラインが隔壁です。ここまで明瞭に分かる標本も珍しい。
殻の小部屋は本来は空洞ですが、堆積時に鉱物が入り込み固化しました。石英などを含む珪酸塩鉱物がメノウを形成しています。
デスモセラスは脈が非常に細かいことで知られています。脈とはアンモナイトの殻の表面に走る凹凸のことです。
中央で真っ二つにカットされています。
100円玉との比較。マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのカット&スライス化石です。
商品スペック
商品ID | an1819 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 厳選美品!マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&スライス化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.4cm 厚2.5cm |
商品解説 | 厳選美品!マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&スライス化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
一つは持っていたいと思い、出てくるのを待っていました。とても美しい断面図に、感嘆の息を零しています。いったい誰なんでしょうね、こんな見方を考えついたのは。整然と並ぶ様子に、幾何学的な美の様式を見出しています。鉱石の共生も嬉しいです。
高知県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。