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露頭から取り出した雰囲気をそのまま味わえる、ナチュラルなマダガスカル産のアンモナイト、クレオオニラス(Cleoniceras)の化石/【an1811】
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こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイトです。100%ナチュラルで、一部、縫合線も見られます。
七色に光っている部分はプリズム層と呼ばれる部分で、アンモナイトの殻の本来の成分であるアラゴナイトが保存されている証拠です。通常は長い堆積のプロセスで失われてしまいます。
そのプリズム層の下には真珠層があり、そのさらに下にもプリズム層が存在します。まとめて遊色層などと言いますが、全て剥がれると、内部の骨格が現れます。その模様を縫合線(ほうごうせん)と呼んでいます。
写真左上の開口部に近い辺りに縫合線が見られます。磨いて露出させたというより、自然に遊色層が剥離した結果です。マダガスカルの一部の地域ではこのように遊色層が保存された高品位の標本が採集されます。遊色アンモナイトの世界有数の産地と言えるでしょう。
100円玉との比較。露頭から取り出した雰囲気をそのまま味わえる、ナチュラルなマダガスカル産のアンモナイト、クレオオニラスです。
商品スペック
商品ID | an1811 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 露頭から取り出した雰囲気をそのまま味わえる、ナチュラルなマダガスカル産のアンモナイト、クレオオニラス(Cleoniceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.5cm 厚1.7cm |
商品解説 | 露頭から取り出した雰囲気をそのまま味わえる、ナチュラルなマダガスカル産のアンモナイト、クレオオニラス(Cleoniceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。