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両面ともに抜群の輝き!コレクターのために1億6600万年を耐え忍んできたかのような、ジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1787】
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こちらはロシア産の遊色アンモナイト、クエンステッドセラスです。およそ1億6600万年前の非常に古いアンモナイトです。
黄鉄鉱によって置換された殻の表層部にはアラゴナイト層が残っているため、遊色が備わっています。通常ですと、黄鉄鉱化されたアンモナイトは鈍く黄金色に輝きますが、こちらの品は遊色と渾然一体となり、このアンモナイトでしか味わえない、不思議な色合いを呈します。
いかがでしょう!この美しき色合い。
生物の化石が黄鉄鉱によって置換されるのには理由があります。簡単には黄鉄鉱が豊富な環境に存在していたということに尽きるのですが、なぜ、そのような環境にあったかが重要です。アンモナイトの軟体部などの有機物が、酸素が少ない環境で活発に活動する細菌(硫酸塩還元バクテリア)によって分解され、硫黄が生成されます。その硫黄と堆積環境に多かった鉄分が結びついて、黄鉄鉱を作り出します。そういった黄鉄鉱が豊富な環境にあったアンモナイトの殻は、このように黄鉄鉱に置換された状態で化石になることがあります。一般に黄鉄鉱アンモナイト、あるいはパイライトアンモナイトなどと呼ばれます。
一方で遊色を伴っています。遊色効果とは文字通り、色が遊ぶように、変化する現象のことですが、アコヤ貝(真珠)が七色に光るのと基本的に同じ原理によるものです。外部からアラゴナイトを含む層に光が到達した時、色を青や赤などに分解します。自然界では様々な色が混じり合うと「白」に見えるのですが、それぞれの色が取り出されると、当然、その色に見えます。そのフィルタリング機能を担っているのが、アラゴナイト層と言えるでしょう。
では、なぜ、このように美しく輝くアンモナイトとそうではないものが存在するのでしょう。実はこのアラゴナイト層というのは、殻のごくごく表層部には存在しないのです。堆積中の圧力や、露頭で風雨にさらされるなどするうちに、もっとも外部の影響を受けやすい表層部はダメージをうけ欠損してしまいます。破砕まではしなくても、変質し、変色してしまうこともあるでしょう。その破砕からの再凝固により、通常より美しくなったプラセンチセラス(いわゆるアンモライト)という特殊例も存在しますが、多くはダメージを受けると、美しく輝かなくなります。
こちらの化石は、コレクターにとって様々な好条件が揃った、見事なコレクティブアイテムです。
100円玉との比較。
両面ともに、文句のつけようがないパーフェクトな保存状態。遊色アンモナイトのコレクターの皆様のために存在するかのような抜群の輝きを堪能できる逸品です。
商品スペック
商品ID | an1787 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 両面ともに抜群の輝き!コレクターのために1億6600万年を耐え忍んできたかのような、ジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径2.3cm 厚0.6cm |
商品解説 | 両面ともに抜群の輝き!コレクターのために1億6600万年を耐え忍んできたかのような、ジュラ紀のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
この商品を購入されたお客様のお声
実際に動かしてみると、いろいろな色になるんですね。角度を変えて、いい感じの色合いになると「おぉっ!」っとなります。毎日手に取り、いろいろな色の輝きを愛でています。先日、子供を連れて、県内の化石発掘体験に行ってきました。貝の化石がいくつも見つかり、大喜び。実際に本物を、目で見て、手に触れて、体験して。キラキラした子供の目を見ると、とてもいいことだなぁと改めて思いました。
熊本県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。