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極めて入手困難。昭和41年、公立博物館学術誌の表紙を飾った、由緒正しき白亜紀異常巻きアンモナイト。プラビトセラスの完全体化石(Pravitoceras sigmoidale Yabe)。学術誌付き。/【an1745】
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こちらは、日本が誇る、異常巻きアンモナイトの一つ、プラビトセラスの化石です。異様な巻き方で知られ、開口部で巻き方が逆になります。ブラピとセラスは兵庫県から大阪にかけて広がる和泉層群でしか採集されない、極めて希少なアンモナイトの化石です。部分化石は存在しますが、開口部が逆行した状態で、かなりの部分が保存された、このような標本はほとんど存在しません。
プラビトセラスは、世界中のコレクターの憧れの的と言っても過言ではありません。何しろ、日本の限られた地域でしか採集されませんし、その数も非常に限られています。日本は、異常巻きアンモナイトの種類、点数では、世界的に群を抜いた産地であり、あの北海道産のニッポニテスと並び、非常に希少な存在として知られています。事実、海外では、プラビトセラスのレプリカが存在するほど、憧れの存在となっています。
こちらの化石は、そんじょそこらのものではありません。何しろ、某公立博物館発行の自然科学雑誌の表紙を飾った代物です。こちらの化石はその所有者から正式に得たオールドコレクションであります。今回、新オーナーとなられる方には、博物館名も合わせてお知らせいたします。科学雑誌の表紙を飾るということは、専門家による鑑定を受けていることを意味します。アンモナイトの世界的権威である高名な先生方による鑑定です。また、この標本は異常巻きアンモナイトに関する論文にも記載されています。その論文も標本と一緒に同梱させていただきます。
裏側。母岩が保存されています。
こちらには巡検メモが存在します。地層についての情報が書き記されています。ちなみに、前出の雑誌の実物が保存されていて、発行年も明らかにされています。こちらも合わせて資料として同梱させていただきます。ただし、世界的なコレクションと申し上げても決して過言ではない代物ですから、誠に僭越ながら、本当に化石が好きであること、末永く大切にしてくださること、このレベルの保存状態のブラピトセラスの価値を理解できること、を条件とさせていただきたいと存じます。
これほどの化石ですから、今後もこの保存状態のまま、維持していただきたいと思っています。化石が本当に好きなコレクターの方であれば、情熱を持って大切にしていただける、という思いから、条件を出させていただきました。前オーナーの方の意思でもあります。
こちらをご覧ください。1966年とあります。なんと50年前以上!半世紀以上の時を経たジ・オールドコレクション。採集した日付も明確。淡路と記載があるように、和泉層群からの採集品です。
非常にピッチの狭い肋(ろく)が続きます。
中央の起点から平巻きに近い角度で巻き上げていく。
ところが、最後になって、その巻を逆転するのです。見事なS字。これぞ、プラビトセラス・シグモイダーレ(Pravitoceras sigmoidale)。
このヘビのとぐろのような不規則なカーブ。異常巻きアンモナイト大国、日本でしか採集されていない、世界的に希少なコレクションです。弊社としても、このような代物を発表でき、誇らしい気持ちです。
商品スペック
商品ID | an1745 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 極めて入手困難。昭和41年、公立博物館学術誌の表紙を飾った、由緒正しき白亜紀異常巻きアンモナイト。プラビトセラスの完全体化石(Pravitoceras sigmoidale Yabe)。学術誌付き。 |
産地 | 日本 淡路島産 |
サイズ | 巻きの長さ約76cm 直線距離17.5cm×13.5cm×厚7.1cm |
商品解説 | 平置き展示でご展示願います。兵庫県淡路島湊海岸産 |
この商品を購入されたお客様のお声
このような貴重な化石をどうも有り難う御座いました。さっそく、展示ケースに飾ってみました。私はどうにも奇形に惹かれるタチらしく、以前の三葉虫の種類も或る種の奇形でしたし。このカーブが堪りません。また、日本でしか採取できないという点も、国産のものに惹かれる者としては、見過ごせない点でした。経年劣化は見られるものの、そりゃこれほどの長い年月、人の手を渡ってきたものならしょうがないものだと思っています。大切にしていきたいと思います。
高知県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。