スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras) アンモナイト 販売

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スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)/【an1737】

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an1737】

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スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その1)

こちらはマダガスカル産のアンモナイト、ビューダンティセラスです。肋(ろく)の凹凸がほとんど見られない、ツルンとした表面に特徴があります。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その2)

マダガスカル産の遊色アンモナイトの多くはクレオニセラスです。こちらはまれに現れるレア品、ビューダンティセラス。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その3)

非常に美しい遊色を保持しています。希少色のブルーを呈します。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その4)

ほとんど肋らしい肋を持たない、滑らかな表面。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その5)

髪の毛のような細い線。一つ一つに光のラインが走ります。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その6)

両面ともに上質の遊色を呈します。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その7)

マダガスカルのなかで遊色アンモナイトを多く産するのは、北西部のマハジャンガ地方です。そのほとんどアルビアン期(1億1300万年前から1億50万年前)のものです。クレオニセラスをはじめとして、ドゥビレイセラス、デスモセラス、そして、こちらのビューダンティセラスがたまに採集されます。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その8)

比較的薄めです。開口部の下部には、連室細管の穴を観察できます。アンモナイトの内部は複数の小部屋に分かれていますが、その部屋を貫いている配管のような存在が連室細管です。ガスや液体の流出入の役割を担っていたと考えられています。

スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)(その9)

100円玉との比較。スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラスです。

ネームカード
ガラス窓高級保存ケース

商品スペック

商品ID an1737
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)
産地 Madagascar
サイズ 直径5.7cm 厚1.7cm
商品解説 スムースな表面に特徴のある、珍しい遊色アンモナイト、ビューダンティセラス(Beudanticeras)

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモライトとは?

アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。

世界で唯一、カナダだけ

アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。

薄い・もろい・少ない、だから価値がある!

アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。

地球がつくった最高傑作

アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。

アンモライト 販売

アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園

アンモライト 販売

アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

さらに詳しいアンモライトのこと

白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。

どこで採れる?

アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。

なぜアンモライトはできた?

ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。

アンモライトは粘土に覆われてできた

現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。

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