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多色彩、丸くてスムース、そして大きい!マダガスカルの遊色アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のハイクラス化石/【an1728】
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こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、デスモセラスです。マダガスカルは遊色アンモナイトの世界的産地です。とくに北西部のマハジャンガ地方では、およそ1億1千万年前頃のアンモナイトが採集されます。有名なクレオニセラスを始めとして、ドゥビレイセラス、ビューダンティセラスのほか、こちらのデスモセラスなどがあります。
デスモセラスは凹凸が少なく、スムースな表面をしています。また、全体的にぷっくりと丸みを帯びています。最後の一巻きが大きい、いわゆる密巻きです。巻きの密度についてはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
クレオニセラスとは異なるスムースでコロンとした味わいがあります。殻の外側(腹)も丸いため、膨らんだような印象。
マダガスカル島にはアンモナイトを産する地層が複数ありますが、このような遊色アンモナイトが採れるのは、白亜紀の一時期のみです。具体的には、1億年から4ケタ年前の移行期間である、アルアビン期の地層に限られます。
緑、橙、青など様々な色を同じ角度で呈します。
両面ともに遊色する層が保存されています。
こちらの面はやや暖色寄り。
こちらの面は青や緑など、やや寒色寄りです。
デスモセラスらしいスムースな味わい。
太陽光のもとで撮影。色がさらに複雑で濃くなります。
この角度ではグリーンが優勢に。見る角度、光が当たる角度によって色が遊んでいるように変化します。
開口部から見ると、縁部が丸いことがよく分かります。デスモセラスの特徴です。
100円玉との比較。マダガスカル産のアルビアン期の地層から採集された遊色アンモナイト、デスモセラスの上質化石です。
商品スペック
商品ID | an1728 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 多色彩、丸くてスムース、そして大きい!マダガスカルの遊色アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のハイクラス化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.5cm 厚2.9cm |
商品解説 | 多色彩、丸くてスムース、そして大きい!マダガスカルの遊色アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のハイクラス化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。