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ザ・縫合線モンスター!両面に複雑な縫合線あり。マダガスカル産の白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an1720】
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こちらはマダガスカル産の白亜紀のアンモナイトです。全体に縫合線が見られます。
密巻きの殻の大部分が縫合線に覆われています。縫合線とは殻の内部の小部屋の骨組みが外に現れたものです。殻の表面を磨くと現れます。
アンモナイトの種類によって縫合線は異なります。中生代に入って大繁栄した比較的新しい頭足類であるアンモナイトは、どれも非常に複雑な縫合線を持っています。
こちらの化石は両面が縫合線に覆われています。
一部がメノウ化していて、わずかに光を通します。
古い頭足類の代表格であるゴニアタイトの縫合線はペンで無造作に書きなぐったようなシンプルさですが、アンモナイトの場合は、ご覧の複雑さ。殻の内部を軽量化しつつ、強度を維持あるいは強めた結果と考えられています。数億年の間に、徐々にバージョンアップしていったのですね。まさに進化。
100円玉との比較。全体が縫合線に覆われた、ザ・縫合線モンスター。
商品スペック
商品ID | an1720 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ザ・縫合線モンスター!両面に複雑な縫合線あり。マダガスカル産の白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.4cm 厚1.7cm |
商品解説 | ザ・縫合線モンスター!両面に複雑な縫合線あり。マダガスカル産の白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。