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ゴージャスなゴールド。ロシア産アンモナイト化石、ジュラ紀クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1686】
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こちらはロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラスの化石です。
本来の殻の成分が堆積時に黄鉄鉱と置換された化石です。硫黄の多い地域で堆積した場合、殻に含まれるアルカリ成分と化学反応が起こり、黄鉄鉱になる場合があります。
クエンステッドセラスは中生代ジュラ紀を代表するアンモナイトの一つです。細い肋(ろく)と円盤状のフォルムが特徴的です。肋(ろく)とは本来アバラ骨を表す言葉で、アンモナイトの殻に断続的刻まれた脈のことを指します。
殻の表面には縫合線が見られます。縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。
縫合線がよく見えるようアップで撮影しました。
クエンステッドセラスは殻の縁部(腹と言います)が尖っているのが特徴の一つです。いわゆる円盤型。
100円玉より二周り大きいサイズ。
両面ともにとても良い保存状態を示しています。
商品スペック
商品ID | an1686 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ゴージャスなゴールド。ロシア産アンモナイト化石、ジュラ紀クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Russia |
サイズ | 本体最大部3.6cm |
商品解説 | ゴージャスなゴールド。ロシア産アンモナイト化石、ジュラ紀クエンステッドセラス(Quenstedotoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。