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ブルーに加え、最も希少な紫も楽しめる、上質の遊色を誇るアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石/【an1682】
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こちらは七色に光るマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)です。
肋(ろく)にそって、燃えるように光るのがクレオニセラスの特徴です。
殻の表層部に保存されているアラゴナイト層が入射する光を各色に分光します。この現象をイリデッセンス(iridescence)あるいは遊色と言います。
このような美しい遊色を呈するのは、アラゴナイト層が保存されていることが条件。ほとんどのアンモナイトでは、残念ながら破砕されてしまっています。
アラゴナイト層が存在するのは、表層部のほんのわずかな厚み。堆積状況によっぽど恵まれなければ、こうはいきません。
こちらは太陽光のもとで撮影した一枚。紫外線を含む太陽光に照らされると、更に美しく輝きます。
とくに波長の短いブルーが強調されます。最も希少な紫も見られます。
さらにブルーが強調される角度。
蛍光灯下で見ても、ご覧の通り、実に美しい化石です。
クレオニセラスは比較的薄いアンモナイトです。
100円玉との比較。ブルーを中心に紫さえも楽しめる、高品位のクレオニセラスの化石です。
商品スペック
商品ID | an1682 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ブルーに加え、最も希少な紫も楽しめる、上質の遊色を誇るアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.7cm 厚1.5cm |
商品解説 | ブルーに加え、最も希少な紫も楽しめる、上質の遊色を誇るアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。