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古生代デボン紀を代表する頭足類、16センチの大型標本。ゴニアタイトの化石(Goniatite)。アンモナイトの先祖。/【an1673】
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こちらは古生代を代表する頭足類の一つ、ゴニアタイト(Goniatite)です。およそ4億年前に現れ、およそ2億5線万年前(ペルム紀)まで生息していました。ペルム紀-三畳紀の地球規模の大絶滅に巻き込まれ、絶滅しました。
ゴニアタイトは頭足類といってアンモナイトやイカ、タコなどの仲間です。先祖と言って良いでしょう。硬い殻を持ち、殻の内部はいくつかの部屋に分かれていました。その小部屋には空気が充填され、海のなかで浮力を得ることができたと考えられています。最も外側の殻には軟体部が棲んでいました。ヤドカリなどとは異なり、殻と軟体部は一体化していました。
こちらの殻の化石は中心まで完全に保存されています。殻に走っている線は縫合線と呼ばれます。縫合線(ほうごうせん)とは、殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。ゴニアタイトの縫合線は非常にシンプルで、2,3回のカーブがあるのみです。
このシンプルな模様がコレクターに人気を博しています。何億年も前の生物の殻でありながら、どこか現代的な調度品のような味わいを持っています。
裏面は母岩が露出しています。
おもて面は丁寧に磨かれ、光沢があります。
シンプルながら味わい深い縫合線。
100円玉との比較。直径最大部165ミリほどある、立派なゴニアタイトです。
商品スペック
商品ID | an1673 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 古生代デボン紀を代表する頭足類、16センチの大型標本。ゴニアタイトの化石(Goniatite)。アンモナイトの先祖。 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径16.5cm 厚2.6cm 735g |
商品解説 | 古生代デボン紀を代表する頭足類、16センチの大型標本。ゴニアタイトの化石(Goniatite)。アンモナイトの先祖。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。