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- 名産地、黒ジュラの名で知られる、ホルツマーデン産!紛れもない博物館級標本!左右60センチ、重量10キログラムを超える、ハルポセラス(Harpoceras sp.)の完全体(二体)が保存されたマルチプレート化石
名産地、黒ジュラの名で知られる、ホルツマーデン産!紛れもない博物館級標本!左右60センチ、重量10キログラムを超える、ハルポセラス(Harpoceras sp.)の完全体(二体)が保存されたマルチプレート化石/【an1652】
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こちらは博物館級の化石です。あのドイツ・ホルツマーデン産のアンモナイト、ハルポセラス(Harpoceras)です。しかも、二体が一つの母岩に居るマルチプレート化石です。こんな化石はめったにありません。直径最大部25センチと24.5センチという特大のハルポ二体です。
ハルポセラスといえば中生代ジュラ紀を代表するアンモナイトですが、ドイツ・ホルツマーデンのアンモナイトの印象が非常に強いのではないでしょうか。黒ジュラと評される、黒っぽい頁岩に浮かんだ、ブラウンの殻の化石が非常に印象的な標本です。
脈のピッチが狭いことでも知られています。
ヘソまで完璧に保存されたパーフェクトな逸品です。ホルツマーデン産のハルポセラスとしてはベストクオリティと言って良いでしょう。
世界的な化石産地として名高いドイツ・ホルツマーデン産の化石の特徴といえば、この黒い頁岩でしょう。鉄分が含まれている上に、油などの有機物を含有したものが堆積した結果、他の産地にはない独特の黒を作り出しています。同じくドイツの化石名産地、ゾルンフォーフェンの白い石灰岩を白ジュラと呼ぶのに対して、ホルツマーデン産の地層(そこから産する化石)は黒ジュラと呼ばれ世界中の化石コレクターに人気を博しています。油分の含有量の多さを表すエピソードとして、第一世界大戦では、この地方の頁岩を燃料の原材料として利用していた採掘会社があったそうです。
ホルツマーデンの化石を有名にしたのは、採集される化石の種類の豊富さがあります。アンモナイトを始め、魚竜、首長竜、ワニ、各種硬骨魚類、ウミユリなど多岐にわたります。お気づきでしょうか。すべて海洋性生物なのです。それもそのはず、当時のこの地域は海のなかでした。
細かな部分まで素晴らしい保存状態を示しています。ホルツマーデンの化石の保存状態の良さについては、当時の海洋の状況が大きく関与している、という報告があります。当時の海底には底層流があるにはあったものの緩やかで、海底付近で水の交換はあまり行われていなかったと考えられています。したがって、底部に沈んだ生物の遺骸は、酸素濃度が低くても活動可能な嫌気性のバクテリアによって分解されるものの、それ以外のバクテリアの活動は極めて弱く、遺骸が四方八方に飛散するほどには分解は進まなかったと考えられています。酸素濃度が低い底部には、そういった遺骸を捕食する生物もたどり着けなかったでしょう。好条件が重なり、こうして非常に保存状態の良い化石が発見され続けているのです。
重さ10キログラム。実物を目の前にすると、その迫力に圧倒されることでしょう。
瀝青(油等)を多く含む頁岩には独特の光沢があり、ホルツマーデンが異質の存在であることを感じさせてくれます。
非常に保存状態の良いハルポセラス。サイズ、状態ともに申し分ありません。
裏面。硬そうな母岩を削ったラフな凹凸がまた良いですね。背面には壁掛け用のフックが付属していますが、重量10キログラムもある大物化石ですので、置き展示を推奨いたします。
実は右下に100円玉があります。言われないと気づかないくらいでしょう。左右60センチを超える、まれに見る立派なハルポセラスのマルチプレート化石です。紛れもない博物館級標本です。
商品スペック
商品ID | an1652 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 名産地、黒ジュラの名で知られる、ホルツマーデン産!紛れもない博物館級標本!左右60センチ、重量10キログラムを超える、ハルポセラス(Harpoceras sp.)の完全体(二体)が保存されたマルチプレート化石 |
産地 | Holzmaden, Germany |
サイズ | 直径25cm 24.5cm 母岩含め全体62.5cm×39cm×厚2.3cm(最厚部3.7cm) 10.6kg |
商品解説 | 名産地、黒ジュラの名で知られる、ホルツマーデン産!紛れもない博物館級標本!左右60センチ、重量10キログラムを超える、ハルポセラス(Harpoceras sp.)の完全体(二体)が保存されたマルチプレート化石。裏面に壁掛けフックがあり展示可能ですが、重量標本のため平置き展示をおすすめします。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。