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渋いゴールドを呈するロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an1651】
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こちらはロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラスです。殻全体が黄鉄鉱に置換されたタイプです。
黄鉄鉱は鉄と硫黄がほぼ半々の金属質の鉱物で、金を渋くした独特の光沢を放ちます。
酸素が少ない環境で活発に活動する細菌(硫酸塩還元バクテリア)によって、アンモナイトの軟体部などの有機物が分解され、硫黄が生成されます。その硫黄と堆積環境に多かった鉄分が結びついて、黄鉄鉱を作り出します。そういった黄鉄鉱が豊富な環境にあったアンモナイトの殻は、このように黄鉄鉱に置換された状態で化石になることがあります。一般に黄鉄鉱アンモナイトとか、パイライトアンモナイトなどと呼ばれます。
直径最大部23ミリ。
縫合線まで黄鉄鉱化しています。縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。
ヘソまで保存された、非常に状態の良い化石です。
反対面には別の黄鉄鉱が盛り上がっています。
100円玉との比較。渋いゴールドを呈するロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラスです。
商品スペック
商品ID | an1651 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 渋いゴールドを呈するロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Russia |
サイズ | 本体最大部2.3cm |
商品解説 | 渋いゴールドを呈するロシア産の黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
このたびはお世話になりました。商品は無事到着しています。アンモナイトの化石、特にパイライト化アンモナイトが大好きです。よい出会いがあれば購入したいと常々思っていますが、最近は中々琴線に触れるものに出会っていませんでした。(出会ってもすでに売却済だったり…)このパイライト化アンモナイトはへその部分がもの凄く綺麗で、縫合線も見られて、おまけに裏側の盛り上がったパイライトが鉱物好きの私の好みのど真ん中でした。素敵なアンモナイトをありがとうございました。これからも期待しています。
埼玉県/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。