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金属的な味わいと遊色が同時に見られます。ロシア産のアンモナイト、クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an1648】
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こちらはロシア産のアンモナイト、クエンステッドセラスです。部分的に黄鉄鉱化されています。表層部のアラゴナイト層が保存されていると見られ、遊色も呈する面白い標本です。
アンモナイトは死に絶えると軟体部が分解され、細菌等の活動により硫黄が生み出されることがあります。その硫黄と周辺環境の鉄が結びつき、黄鉄鉱が豊富な環境が生み出された結果、殻の本来の成分と徐々に置換され、このような黄鉄鉱化された化石が生成されることがあります。
こちらの標本の特徴は遊色層が保存されていて、見事な赤や緑、黄を呈すること。
黄鉄鉱の金属的な質感と相まって、独特の味わいがあります。
100円玉との比較。金属的な味わいと遊色が同時に見られます。ロシア産のアンモナイト、クエンステッドトセラスの化石です。
商品スペック
商品ID | an1648 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 金属的な味わいと遊色が同時に見られます。ロシア産のアンモナイト、クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径2.6cm 厚0.8cm |
商品解説 | 金属的な味わいと遊色が同時に見られます。ロシア産のアンモナイト、クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。