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厳選!これぞ虹色、ゴージャスな遊色を楽しめるロシア産クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1625】
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こちらはロシア産のアンモナイト、クエンステッドセラスです。大地では恐竜が闊歩していた時代に、海の中で棲息していた、頭足類と呼ばれる生物の一種です。頭足類とは文字通り、頭から足がでている生物のグループのことです。現世の生物では、タコ、イカ、オウムガイなどが含まれています。実際には腕というより触腕なので、頭腕類という分類名のほうが適切かもしれません。細かいことですが・・・。
さて、こちらの標本を御覧ください。上の写真とは角度を変えて撮影しました。どちらも虹色のグラデーションを楽しめます。この色は後から色付けしたものではありません。もともとアンモナイトの殻の表層部にはアラゴナイトの層があり、光を反射してこのような美しい色を呈します。多くの標本はその層が失われてしまっているので、このように光ることはありません。真珠の殻も七色を呈しますね。あれが1億年もの間、保存されている場合に限り、化石となっても、このように輝き続けます。いかに希少なものかお分かりいただけたでしょうか。
アンモナイトというと、通り一遍の形と色で図鑑に掲載されていますが、実際には1万種類以上いたと考えられています。その意味ではアンモナイトのコレクションは永遠に完成することがありませんが、楽しみもずっと続くと言えるかもしれませんね。
ロシア産のクエンステッドセラスは遊色が備わった標本が多いのですが、こちらの標本ははっきりと七色を確認できる大変美しい化石です。
個人的にも美しい遊色アンモナイトには注目していますが、ここ最近、納得できるクエンステッドセラスを入荷できずにいました。こだわりが強すぎるのか鋭意検討を重ねるうちに、迷った挙げ句、入荷を断念することを繰り返している中、この美しい遊色に出会いました。乱れのない滑らかなレインボーカラーをお楽しみいただけます。
100円玉との比較。ここまで明瞭なレインボーカラを呈するクエンステッドセラスは希少です。
商品スペック
商品ID | an1625 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 厳選!これぞ虹色、ゴージャスな遊色を楽しめるロシア産クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径4.6cm 厚1.4cm |
商品解説 | 厳選!これぞ虹色、ゴージャスな遊色を楽しめるロシア産クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。