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例えようもない美しさ。パイライト(黄鉄鉱)化と遊色の共演!ロシア産クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)の自立標本/【an1623】
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こちらはロシア産のアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)です。ロシア産の遊色アンモナイトとして知られた存在です。こちらの標本は土台に人工的に取り付けられたものです。アンモナイト本体には一切の加工がないナチュラルな標本です。
取り付けのおかげで、空中に浮いたような面白い展示ができます。
こちらが取り付け部分。
こちらのクエンステッドセラスは一部が黄鉄鉱化していながら、表層部の遊色する層も保存されている、という珍しい特徴を持っています。小気味良い繰り返される肋(ろく)は深い、非常に美しい個体です。
ヘソまで完全に保存されており、欠けたところがほとんどありません。土台との取り付けによる中空に浮遊したように見える展示の効果もあって、芸術的な味わいを醸し出しています。
朱、黄、緑などさまざまな色を呈します。ベースとなるパイライト化が進行した殻の渋い黄金色と混じり合って、例えようのない色となっています。
こちらは土台の裏面です。平らにカットされていますので、安定して展示できます。
100円玉との比較。クエンステッドセラスの直径最大部は34ミリ。ナイスサイズ。
商品スペック
商品ID | an1623 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 例えようもない美しさ。パイライト(黄鉄鉱)化と遊色の共演!ロシア産クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)の自立標本 |
産地 | Russia |
サイズ | 直径3.4cm 台座含め全体4.4cm×3.5cm×高4.3cm |
商品解説 | 例えようもない美しさ。パイライト(黄鉄鉱)化と遊色の共演!ロシア産クエンステッドトセラス(Quenstedtoceras)の自立標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。