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久々のご紹介!イングランド産黄鉄鉱アンモナイト。パイライト化したゴールデン・プロミクロセラス(Promicroceras pyritosum)/【an1611】
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こちらはイングランド・ドーセット産のアンモナイト、プロミクロセラスです。1万種とも言われる膨大なアンモナイトのなかで、ひときわ存在感のあるイングランド産のプロミクロセラス。こちらは殻全体が黄鉄鉱化された標本です。
黄鉄鉱とは、鉄と硫黄がほぼ半々の割合でできた鉱物です。金を鈍くしたような渋い色と光沢を備えています。プロミクロセラスは、肋(ろく)の凹凸がしっかりしていて、陰影が美しく出るタイプのアンモナイトです。肋(ろく)とは本来アバラ骨を表す言葉で、アンモナイトの殻に断続的刻まれた脈のことを指します。
直径最大部23ミリ。プロミクロセラスとしてはやや大きい。もともとそんなに大きなアンモナイトではありません。
イングランド・ドーセットは中生代ジュラ紀の広大な地層が広がっており、アンモナイトの一大産地として知られていますが、昨今、様々な理由から、産出量が減っています。それに比例して、良質の標本も少なくなっており、入荷するのも一苦労です。今回、納得の厳選品を仕入れることができました。
アンモナイトの中心のヘソまで保存されていること、肋(ろく)が深いこと、乱れがないこと、欠損がないことなどを重視し、仕入れた選り抜きのアイテムです。
100円玉とほぼ同サイズの、ハイグレードなプロミクロセラスです。最近あまりご紹介できていませんでした。この機会にぜひお求めください。
商品スペック
商品ID | an1611 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 久々のご紹介!イングランド産黄鉄鉱アンモナイト。パイライト化したゴールデン・プロミクロセラス(Promicroceras pyritosum) |
産地 | Dorset England |
サイズ | 本体直径2.3cm |
商品解説 | 久々のご紹介!イングランド産黄鉄鉱アンモナイト。パイライト化したゴールデン・プロミクロセラス(Promicroceras pyritosum) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。