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欠けたところがない良形、イングランドーセット州産、パイライト化したゴールデン・プロミクロセラス(Promicroceras pyritosum)/【an1610】
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こちらはイングランド・ドーセット産のアンモナイト、プロミクロセラスです。いわゆる黄鉄鉱に殻の成分がほぼ完全に置換された黄鉄鉱アンモナイト、パイライトアンモナイトです。
黄鉄鉱とは、硫黄と鉄が半々の割合でできた合金(鉱物というべきか)で、金色に近い美しい色を呈します。金より鈍い輝きで、銅とも異なります。独特の味わいがあります。
イングランド・ドーセット産の黄鉄鉱化したプロミクロセラスは大変有名です。この地域では様々な理由で、徐々にアンモナイトが採れなくなっていて、良質の標本も減っていますが、ご覧の通り、こちらは皆様にぜひご紹介をしたい美麗な標本です。
直径2センチ、平均的なサイズです。プロミクロセラス自体、そんなに大きなアンモナイトではありません。
肋(ろく)の深みがあって、陰影がきれいです。
100円玉より一回り小さい標本です。
両面ともに美しい黄鉄鉱色を呈します。金ではありませんが、これほどの色合いであればゴールデンプロミクロセラスと評しても怒られないでしょう。
商品スペック
商品ID | an1610 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 欠けたところがない良形、イングランドーセット州産、パイライト化したゴールデン・プロミクロセラス(Promicroceras pyritosum) |
産地 | Dorset England |
サイズ | 本体直径2cm |
商品解説 | 欠けたところがない良形、イングランドーセット州産、パイライト化したゴールデン・プロミクロセラス(Promicroceras pyritosum) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。