- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- サービスプライス!10センチ、300グラムに迫る大きなサイズ!縫合線アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)。遊色も見られます。
サービスプライス!10センチ、300グラムに迫る大きなサイズ!縫合線アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)。遊色も見られます。/【an1607】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
10センチ、300グラムに迫る重量の大判クレオニセラスをサービスプライスにてご紹介します。素晴らしい菊葉模様(縫合線)を堪能するにはもってこいのアンモナイトです。
縫合線について触れる前に、まずは中心部が遊色していることをお伝えしたいと思います。アンモナイトを鑑賞する際、ポイントとして挙げられるものとして「縫合線・イリデッセンス(遊色)・スライスカット(中の構造が見える形状)」があります。本標本は、縫合線模様を楽しむタイプでありながら、かつ、イリデッセンスも一部見えるため、両方同時に鑑賞することができます。ちょっとしたお得感があります。
反対面です。本標本は両面がポリッシュされているため、全体的に縫合線模様が見られます。写真左下側部分、こちらは一部表面が欠損していますが、この部分以外はぐるっと菊の葉模様で覆われています。
この摩訶不思議で美しい模様は、縫合線(ほうごうせん)模様と言われています。縫合線は、アンモナイト鑑賞の一つのポイントとなっています。
さて、縫合線模様とは、アンモナイトの殻の内部にある、隔壁(かくへき)とよばれるものが、外殻の表面に接したときに現れる模様です。アンモナイトは海に生きる生物ですが、自らが浮遊するために、水の中でほぼ重さがない状態を作り上げていました。アンモナイトが浮遊できたのには、殻の内部に秘密があります。
殻の中は浮力を担う部分があり、そこには気室(きしつ)とよばれる多数の仕切られた空間がありました。この多数の部屋を仕切る壁のことを、隔壁(かくへき)と言います。隔壁に仕切られた部屋の中には、液体とガスが充填されていました。アンモナイトはこれらの量を自在に出し入れし、上手く調整することで、水中を浮かんだり沈んだりしていたんですね。
この縫合線模様は、殻表面をごく薄く研磨すると現れてきます。面白いのは、隔壁が殻の表面に接するとき、こうしてかなりの複雑さをもって折れ曲がっていることです。これは、殻の強度を増す目的と考えられています。例外はあるものの、後期のアンモナイトになるほど一般的に複雑化していきます。波のように折れ曲がるのは、例えばちょうど、ダンボール材の断面が波模様になっているのと同じ原理です。屋根板の多くが波形であるのも同じですね。強度を増す目的で出来た模様が、こんなに優美だとは・・・。
メノウ化しています。光をかざすと半透明に感じられます。
10センチを超える大判ですので、手にした時の迫力はなかなかのもの。縫合線模様をお楽しみいただきたく、今回はサービスプライスにてご紹介させていただきます。
商品スペック
商品ID | an1607 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | サービスプライス!10センチ、300グラムに迫る大きなサイズ!縫合線アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)。遊色も見られます。 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径10.8cm 厚2.8cm 296g |
商品解説 | サービスプライス!10センチ、300グラムに迫る大きなサイズ!縫合線アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)。遊色も見られます。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。