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東欧のカロビアン期を代表するアンモナイトの一つ、黄金色のアンモナイト!ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1599】
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こちらはロシア産の黄鉄鉱化したアンモナイト、クエンステッドセラスです。殻全体が黄鉄鉱に置換されています。
黄鉄鉱は硫黄と鉄がほぼ1:1の割合の金属です。化石が堆積した地域に黄鉄鉱が豊富であった場合、本来の成分が徐々に黄鉄鉱に入れ替わります(置換)。
この標本は標本に網目模様が見られます。これは縫合線です。縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。
クエンステッドセラスはカロビアン後期(ジュラ紀中期)の東欧からロシアの地層でよく採集されることで知られています。こちらはロシア産です。この地層から採集されるアンモナイトはあまり状態が良いものが少ないのですが、こちらの標本は非常に良い状態です。
縫合線模様をはっきりと確認できます。
100円玉を一回り大きくしたサイズ。クエンステッドセラスとしてはやや大きめの個体です。
商品スペック
商品ID | an1599 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 東欧のカロビアン期を代表するアンモナイトの一つ、黄金色のアンモナイト!ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Russia |
サイズ | 本体最大部2.9cm |
商品解説 | 東欧のカロビアン期を代表するアンモナイトの一つ、黄金色のアンモナイト!ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。