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両面ともに縫合線で覆われたマダガスカル産のアンモナイト(Ammonite sp.)/【an1578】
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白亜紀に棲息していた頭足類、アンモナイトの殻の化石をご紹介します。およそ1億2千万年前のマダガスカの地層から採集されました。
アンモナイトの殻の表層部一通り磨くと、内側から縫合線が現れます。縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。
縫合線はアンモナイトを鑑賞する際の一つのポイントとされています。伝統的な鑑賞方法です。
両面ともに全体に縫合線はアンモナイトを鑑賞する際の一つのポイントとされています。
縫合線は菊葉模様と言われます。菊の葉の輪郭に縫合線がよく似ていることから名付けられました。縫合線はアンモナイトの種類によって様々で、時代を経るごとに、複雑化していきます。
こちらの白亜紀のアンモナイトの縫合線は古生代の頭足類のゴニアタイトのそれと比べると、かなり複雑です。
100円玉との比較。
両面ともに縫合線で覆われた見事な標本です。
商品スペック
商品ID | an1578 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 両面ともに縫合線で覆われたマダガスカル産のアンモナイト(Ammonite sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径8cm 厚2.2cm |
商品解説 | 両面ともに縫合線で覆われたマダガスカル産のアンモナイト(Ammonite sp.) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。