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グレイとブラウンが美しい、10センチオーバーの大判標本。クレオニセラスアンモナイトのスライス&ポリッシュ標本(Cleoniceras sp.)/【an1576】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスのカット&ポリッシュ標本です。アンモナイトを中央でカットして断面を磨いたものです。
化石コレクターにとって、アフリカの南東部のモザンピークから数百キロのところに位置するマダガスカル島は、特別な場所と言っても良いのではないでしょうか。この世界で4番目に大きな島はアンモナイトの世界的な産地として知られています。
フランスの将校が1930年代から1970年代にかけて、たくさんのアンモナイトを発見しました。このクレオニセラスはその一つです。マダガスカル産のアンモナイトの興味深いところはその多くがこの島固有の属であることです。また保存状態が大変優れていて、他の産地の標本に比べて、色彩が豊かです。
マダガスカルからジュラ紀から白亜紀までの化石が採集されます。こちらは白亜紀の標本です。陸上では恐竜が闊歩していた時代のアンモナイトです。アンモナイトの一大産地として知られるのが北西部のマハジャンガ地方です。こちらの標本もその地方から採集されたものです。
中央で半分にカットされたアンモナイトの断面を丁寧に磨いた標本で、アンモナイトの殻の内部構造をのぞくことができます。
こちらが表側。
アンモナイトの殻の内部は小部屋に分かれていて、最も外側に軟体部が入っていました。
100円玉との比較。直径最大部10センチを超える大きなクレオニセラスのカット&ポリッシュ標本です。オブジェとしても最適です。
商品スペック
商品ID | an1576 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | グレイとブラウンが美しい、10センチオーバーの大判標本。クレオニセラスアンモナイトのスライス&ポリッシュ標本(Cleoniceras sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径10.3cm 厚1.2cm |
商品解説 | グレイとブラウンが美しい、10センチオーバーの大判標本。クレオニセラスアンモナイトのスライス&ポリッシュ標本(Cleoniceras sp.) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。