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縫合線モンスター!白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)/【an1507】
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マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。マダガスカル産を代表するアンモナイトの一つです。
こちらの標本の最大の特徴は、縫合線です。殻全面にびっしりと現れた縫合線は圧巻です。
縫合線とは、隔壁の最外部が現れたものです。隔壁とは殻を支える骨のような存在と言えばわかりやすいでしょうか。表面を丁寧に磨くことで、縫合線は現れます。
どんなアンモナイトにも縫合線は存在します。アンモナイトの祖先的存在であるゴニアタイトにも当然のことながら縫合線は存在します。アンモナイトの種類や生息していた時代によって、縫合線は異なるため、アンモナイトを見分けるのにも役立ちます。
クレオニセラスが生息していたのはおよそ1億年前。白亜紀という時代です。狭義の意味でのアンモナイトは中生代に入って登場します。白亜紀は中生代の最後の時代区分ですから、クレオニセラスは若いアンモナイトと言えるでしょう。若いアンモナイトの縫合線は一般に複雑で入り組んでいます。
古生代のゴニアタイトの縫合線と比べると、同じ縫合線とは思えないほど複雑です。
100円玉との比較。縫合線を楽しむために磨かれた標本と言って良いでしょう。
商品スペック
商品ID | an1507 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 縫合線モンスター!白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径9.5cm 厚2.1cm |
商品解説 | 縫合線モンスター!白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。