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平面螺旋巻き、北海道夕張産異常巻きアンモナイト、スカラリテス(Scalarites sp.)/【an1499】
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こちらは北海道産の異常巻きアンモナイト、スカラリテスです。スカラリテスは一般的な平巻き型のアンモナイトとは異なり、隙間が大きく空いた螺旋巻きをしています。北海道に存在する白亜紀の地層からは異常巻きのアンモナイトが多数採集されています。世界的に見ても、その種類の豊富さは群を抜いていると言って良いでしょう。
螺旋巻きの初期部分と思われます。スカラリテスは少なくとも3重程度巻くため、こちらは部分化石です。
肋(ろく)はピッチが狭く、はっきりしています。
螺旋に巻いているのがよく分かります。
異常巻きという表現は、一般的な平巻きに対してアブノーマルであるという意味合いで使われています(と思っています)。時々、突然変異により生まれた特別なアンモナイトと理解している人がいらっしゃいますが、そうではありません。
スカラリテスは約8900万年前から約7000万年前までのおよそ2000万年間、繁栄していました。日本のみならず、南極大陸、欧州、ロシアからも採集されており、世界的に繁栄していた属と言えるでしょう。
100円玉を2回り大きくしたサイズ。部分化石ではあるものの、平面螺旋巻きの特徴が良く出た標本です。
商品スペック
商品ID | an1499 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 平面螺旋巻き、北海道夕張産異常巻きアンモナイト、スカラリテス(Scalarites sp.) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体カーブ計測14cm |
商品解説 | 平面螺旋巻き、北海道夕張産異常巻きアンモナイト、スカラリテス(Scalarites sp.) |
この商品を購入されたお客様のお声
大満足の標本でした!とてもキレイな状態のおまけもついていて、こちらも大満足です!!
福島県/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。