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ジュラ紀中後期の示準化石、マダガスカル産ペリスフィンクテス(Perisphinctes sp.)の高品位標本/【an1483】
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ジュラ紀中期から後期にかけて棲息していたアンモナイト、ペリスフィンクテスです。同時期の示準化石でもあります。
示準化石とは、その化石が産出した地層の年代を特定できる化石のことです。つまり、ペリスフィンクテスがその地層から採集できた、ということは、その地層はジュラ紀中期から後期の地層である、と言うことができます。標準化石(Index fossil)とも言われます。
ペリスフィンテクスは世界中に棲息していたことが分かっています。その範囲は実に広く、南極、南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、イギリスなど、世界全域と言っても過言ではありません。日本でも発見されています。こちらの標本はマダガスカル産です。
ペリスフィンテクスの外見上の特徴は、ピッチの細かい肋(ろく)と、比較的”ゆる巻き”である2点が挙げられます。
また開口部が小さく、膨張率が小さいアンモナイトでもあります。
アンモナイトの中心(ヘソ)まで保存されています。
100円玉との比較。両面ともに良好な保存状態です。アンモナイトコレクターなら、一つは抑えておきたいところ。マダガスカル産ペリスフィンテクスの上質品です。
商品スペック
商品ID | an1483 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ジュラ紀中後期の示準化石、マダガスカル産ペリスフィンクテス(Perisphinctes sp.)の高品位標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.6cm 厚1.8cm |
商品解説 | ジュラ紀中後期の示準化石、マダガスカル産ペリスフィンクテス(Perisphinctes sp.)の高品位標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。