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ファーストコレクションにおすすめ!小サイズながら上質品、アンモナイトのカット&ポリッシュ標本/【an1474】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイトです。中央でカットして断面を磨いた標本です。
もう一度この写真をご覧ください。アンモナイトの内部は白い骨組みと土砂が固まった堆積岩で埋まっていることがお分かりでしょうか。白い骨組みは隔壁と言い、殻内部を仕切っています。生存時は隔壁に囲まれた部分は小さな小部屋になっていて中空でした。
アンモナイトは殻の中心部から生まれ、徐々に外側に成長していきます。ヤドカリなどとは異なり、同じ殻で一生を過ごします。
生存時は中空であった小部屋にはガスや海水を流出入させ、浮力を調整することができたと考えられています。
大きな標本ではありませんが、内部の状態は鮮明で良質です。
最も外側の部屋には軟体部が収まっていました。頭足類の内部構造については、コラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
アンモナイトの中心部(ヘソ)まで欠けることなく完全に保存されています。
中央でカットされています。
100円玉との比較。小サイズながら良質です。ファーストコレクションにいかがでしょうか。
商品スペック
商品ID | an1474 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ファーストコレクションにおすすめ!小サイズながら上質品、アンモナイトのカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.6cm 厚1.9cm |
商品解説 | ファーストコレクションにおすすめ!小サイズながら上質品、アンモナイトのカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。