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中生代白亜紀半ばに棲息していたアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本/【an1457】
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こちらは中生代白亜紀のアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本です。美しい断面を楽しめます。
デスモセラスはアルビアン(白亜紀半ば)の示準化石です。こちらは上質の化石を産出することで知られるマダガスカル産です。
デスモセラスは世界中から採集されます。アンモナイトの殻は小部屋に分かれていて、本来は空洞です。化石化のプロセスで土砂が入り込み、メノウ化しています。
デスモセラスは密巻きで細い肋(ろく)が多数、連なっているのが特徴です。表の面にその特徴が現れています。アンモナイトの巻き方については、コラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
断面に見える白い線は隔壁と言い、いわばアンモナイトの骨格です。隔壁によって小部屋は仕切られています。
隔壁のアップ。
100円玉との比較。典型的なデスモセラスのカット&ポリッシュ標本です。
商品スペック
商品ID | an1457 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 中生代白亜紀半ばに棲息していたアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.8cm 厚3.2cm |
商品解説 | 中生代白亜紀半ばに棲息していたアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。