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ジュラ紀前期の示準化石、イングランド産アンモナイト、アルニオセラス(Arnioceras semicostatum)/【an1456】
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こちらは、イングランド、ヨークシャー、ウィットビー産のジュラ紀のアンモナイト、アルニオセラス・セミコスタタム(Arnioceras semicostatum)です。
アルニオセラスと言えば、ジュラ紀前期を代表するアンモナイトの一つ。
メインの個体のほか、同じくアルニオセラスの部分化石がいくつか居ます。
裏面。
アルニオセラスの部分を化石を含んだ母岩にはりつくようにメインの個体が居ます。
アルニオセラスは最も典型的な平巻き型のアンモナイトと言えるでしょう。肋(ろく)は鋭く切り立っています。
切り立った肋(ろく)をアップで撮影。
ちなみにアルニオセラス(Arnioceras)という名前は米国の動物学者で古生物学者のアルフィエス・ハイエット氏によって付けられました。氏のファーストネーム(Alpheus)とは異なり、Aの次はrのところが面白いですね。
100円玉との比較。アルニオセラスの特徴がよく現れた標本です。
商品スペック
商品ID | an1456 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ジュラ紀前期の示準化石、イングランド産アンモナイト、アルニオセラス(Arnioceras semicostatum) |
産地 | Witby Yorkshire, England |
サイズ | 本体3.9cm 母岩含め全体5.1cm×4.6cm×厚1.9cm |
商品解説 | ジュラ紀前期の示準化石、イングランド産アンモナイト、アルニオセラス(Arnioceras semicostatum) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。