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もはや美術品。コレクションとして完成されたロシア産アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)。台座一体型。/【an1455】
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こちらはロシア・ヴォルガ川流域で採集されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)です。紫の遊食を呈する美しい標本です。
台座に固定されています。化石標本でありながら、美術品の佇まいを併せ持っています。
イリデッセンス(iridescence)を有するアンモナイトです。イリデッセンス(iridescence)とは、光の干渉(かんしょう)により、アンモナイトの殻が様々な色に輝く現象のことです。その中でも紫は希少色とされます。
遊色するアンモナイトは数あれほど、他の産地の標本には見られない独特の妖艶さを備えています。
裏側の固定面。
クエンステッドセラスは、イギリスで採集される化石が最も有名ですが、フランス、ドイツ、そしてこの標本の産地であるロシアからも産出します。
誰が見ても美しいと思える、コレクションとして完成された標本です。
土台の裏面。面積が広く安定します。
クエンステッドセラスは密巻きなので、中心部はあまり目立ちませんが、こちらも美しい遊色を備えています。
この紫の美しさは圧巻。
裏面は鑑賞する面ではありませんが、美しいイリデッセンス(iridescence)を備えています。
100円玉との比較。直径10センチに迫る立派な標本です。
商品スペック
商品ID | an1455 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | もはや美術品。コレクションとして完成されたロシア産アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)。台座一体型。 |
産地 | Volga river, Russia |
サイズ | 直径9.7cm 母岩含め全体9.8cm×奥行7.3cm×高12.2cm |
商品解説 | もはや美術品。コレクションとして完成されたロシア産アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)。台座一体型。 |
この商品を購入されたお客様のお声
趣味歴も長くなるとコレクションが増え、目が肥えてきて欲しいものがなくなってきます。ミネラルショーへいっても逸品に出会えず、マンネリ化したまま気付けば2年以上が経過していました。そんな時に見付けたのがこのアンモナイトでした。クエンステッドセラスは大型の個体がなかなか出回らず、購買意欲がわかないものばかり。しかしこの個体は見ごたえのある大きさで、2年ぶりに購入を即決した宝石のように美しい個体でした。ロシア産のアンモナイトは保管が難しく、湿度が高いと内部から粉が吹き出て表面を剥離させてしまうので慎重に保管したいと思います。また、夕方に注文したにもかかわらず翌日に到着する迅速さ。良品を低価格で超迅速に発送してくれる化石7さんにはいつも感謝しております。この度もありがとうございました。
兵庫県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。