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2枚一組、トゲにもご注目!白亜紀のアンモナイト、ドゥビレイセラス(Doubilleiceras sp.)のカット&ポリッシュ標本/【an1448】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、ドゥビレイセラス(Douvilleiceras sp.)のカット&ポリッシュ標本です。
上の写真と比べてください。こちらは2枚あるうちの片側です。2枚合わせて1組の標本です。
ドゥビレイセラスの特徴は殻の表面に突起物が多数あること。断面からもそれがよく分かります。
突起部分は隔壁の厚みがあり、強固な造りになっていることが分かります。ドゥビレイセラスは白亜紀後期に出現するアンモナイトです。アンモナイトの歴史のなかでも後期に現れた属です。外敵が増えるなかで生き残るために進化したものと見られます。
失われやすいアンモナイトの中心まで保存されています。
おもて側にはドゥビレイセラスの外見上の特徴であるトゲが残されています。
中央で真っ二つにカットされています。
白い線は隔壁です。アンモナイトの内部を仕切っている、いわば骨格です。
そして外縁部に沿って殻の内部に走る線が見えます。これは連室細管と言って、密室である小部屋同士をつないでいます。
本来、小部屋の内部は空洞ですが、死後、土砂が詰まって固化しています。
100円玉との比較。いずれも内部の保存状態はパーフェクトです。ドゥビレイセラスの特徴である表面のトゲも一緒にお楽しみください。
商品スペック
商品ID | an1448 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 2枚一組、トゲにもご注目!白亜紀のアンモナイト、ドゥビレイセラス(Doubilleiceras sp.)のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.4cm 厚4cm |
商品解説 | 2枚一組、トゲにもご注目!白亜紀のアンモナイト、ドゥビレイセラス(Doubilleiceras sp.)のカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。