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北海道を代表する異常巻きアンモナイトの一つ、スカフィテス(Scaphites)。夕張産。/【an1442】
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北海道で採集されたアンモナイト、スカフィテスの標本です。
スカフィテスはいわゆる異常巻きと呼ばれるアンモナイトの一つです。異常巻きというより、異様なほどゆる巻きのアンモナイトというべきでしょうか。
スカフィテスの特徴として、最後に鋭く曲がっている点が挙げられます。こちらの標本でもその特徴がよく現れています。標本写真右側。
軟体部は写真右側の大きく開いた開口部の部屋に棲息していました。奥の小部屋にはガスが入るため、水中では基本的にそちら側がアッパーサイドになります。
スカフィテスは決して大きなアンモナイトではありません。こちらの標本は2.4センチ。
スカフィテスは世界中で採集されます。北海道産のスカフィテスは有名で、同地域を代表する異常巻きアンモナイトの一つです。
100円玉との比較。
全形が残された良形標本です。
商品スペック
商品ID | an1442 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 北海道を代表する異常巻きアンモナイトの一つ、スカフィテス(Scaphites)。夕張産。 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | アンモナイト直線距離2.4cm 母岩含め全体6.8cm×5.3cm×3.5cm |
商品解説 | 北海道を代表する異常巻きアンモナイトの一つ、スカフィテス(Scaphites)。夕張産。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。